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お子さんのおねしょ-はり灸で治療できます

夜尿症について

近年、環境の不良化と生活リズムの乱れによって、過度の神経緊張状態がストレスとなり、いろいろなところで体の不調和が出てくるようになってきています。

オムツが取れる時期をとうに過ぎても毎日のように、おねしょをしてしまって、とても困っていると言う子供さんやお母さんが大変多く見受けられます。

夜尿症とは、生まれたときから続く夜間寝ている間のおねしょのことで一般的には、1週間に一度以上の夜尿があれば「夜尿症」としています。女の子より男の子に多く、5歳で10から20パーセント、10歳で5から10パーセント、15歳で1から2パーセントの子供さんに見られます。

原因はよくわかっていませんが、状態としては、眠りが深く、おねしょをしていても起きることは出来ません。夜間尿意を感じて起きられるということはないとされています。

夜間の尿量と、膀胱の尿量とのバランスで起こるとされ、200Ccを超えると夜尿になってきます。

ちなみに、夜尿症だけでなく昼間も尿を漏らしたり、おしっこに細菌がついて尿路感染を起こすようなお子さんは単なる夜尿症ではなく排尿障害を伴っている場合がありますので、夜尿症とは、区別して考えられたほうがよいでしょう。

夜尿症の治療には、1.起こさず 2.怒らず 3.焦らずと言われているようですが、 私は、その子の状況によって、特に朝方になってしてしまうことが多いというような状態では、夜中に両親から起こして、トイレに行かせてもらい、自分で尿意を感じて目覚められるようにすることも大切であると思っています。

ご両親にチェックしてもらいたいこととして、

  • 昼間に定期的におしっこにいっているかどうか(6回以上)
  • 昼間におしっこを漏らしたりちびったりすることがないかどうか
  • おしっこをするときは勢いよく一気に出しているかどうか
  • カフェインを含んでいるお茶や、紅茶、コーラ、を習慣的に飲んでいないかどうか
  • 夕方から寝る前までの飲み水量
などがあげられます。

まず、カフェインのあるような飲み物は出来るだけ飲ませないようにしたほうが良いと思います。甘いものの取りすぎ、冷たいものの取りすぎも、夜尿の原因になりますので、控えてください。

後は体を常に温めることと、病因、鍼灸院とうで治療を受ける場合には、長期間続けてみることです。

夜尿症は、現代医学的に考えれば、副交感神経の働きが思うようでなく、交感神経の緊張状態が続いていて、制御出来ず、起こってくる症状と解釈できますが、これを東洋はりの立場で考えると、尿は小腸と膀胱の作用によって生成され、排尿には肺気の力が関係しております。

「陽虚すれば外寒する=陽の部位における陽気が不足すると、冷えますよ」ということが大きく関係するものと思われます。 下腹部(へそより下側)がとても硬く皮膚もかさかさでアトピーや小児喘息など、呼吸器に異常がある子供さんに多いようです。

鍼灸は体にやさしい副作用のない治療法です。夜尿症にも服用する対策ではない、はり灸はお子さんの体にもに安全です。夜尿症でお悩みのママさん、泉心道鍼院に1度相談されませんか。

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