逆子の症例
逆子の症例をご紹介いたします。
1例:34歳の女性、逆子の症例
3人目の妊娠31週目。右側に頭があり、左手側を向いている。便秘とのことでした。
体の状態と症状は、皮膚はなめらか暖かい。腰椎の変形。左右の尻の痛み。便秘。 逆子と診断しました。
治療は、三陰交、至陰を用いて治療して、2回で完治しました。
2例:39歳の女性、逆子の症例
一人目の妊娠34週目、逆子で、足の冷え、浮腫みがありました。 体の状態と症状としては、皮膚はなめらか暖かい、腹部は柔らかい、足の浮腫み。 逆子と診断しました。
1週間に3回ずつ治療を行い、三陰交、至陰を用いました。3回目の治療後の検診では、戻っていないで、来週戻っていなければ、帝王切開の手術日をきめられるということでしたが、もう1週間鍼を続けた結果、逆子が治っていました。
3例:29歳の女性、逆子の症例
一人目の妊娠、29週目、やや横向きに胎児がいるようである、足の浮腫み、便秘、眠りが浅いでした。
体の状態と症状としては、皮膚はなめらか暖かい、やや浮腫みがある、胎児はわかりにくい、左ナソにキョロ所見、足の浮腫み、便秘、眠りが浅いとのことでした。(逆子と診断しました。
治療は、至陰、三陰交にお灸を行い、結果、検診で戻っていました。
4例:42歳の女性、逆子の症例
一人目の妊娠32週目、逆子、足の浮腫み、尿が近いとのことでした。 体の状態と症状としては、皮膚はなめらか暖かい、水分の取り過ぎでつやがありすぎる。 まだ腹部には余裕がある。 逆子と診断しました。
高齢出産で、一人目の妊娠ということもあり、成功する確率はかなり低いと思われました。
治療は、三陰交にお灸、右照海・列欠に奇経灸を行いました。5回目から、臨泣・外関に奇経灸を換えて行い、治療開始後、3週間後の検診で逆子が戻っていました。以後、出産まで来られました。
5例:34歳の女性、逆子の症例
二人目の妊娠29週目。背中は右側で、眠りが浅いとのことでした。 体の状態と症状は、足が冷たい、皮膚はつやがある。 眠りが浅い、腰痛がありました。逆子と診断しました。
治療は、三陰交のお灸、ムノ部を温めました。結果、2回で逆子は戻っていました。
6例:36歳の女性、逆子の症例
二人目の妊娠、34週目。30週の時に逆子と言われた。足の浮腫み、冷え、食欲不振とのことでした。
体の状態と症状としては、皮膚はなめらか暖かい、足の浮腫み、ナソ部にキョロ所見がありました。逆子と診断しました。
治療としては、三陰交、至陰のお灸、三陰交に円皮鍼を添付しました。4回目から、照海・列欠の奇経灸を行いました。その後検診で逆子が戻っていました。
7例:32歳の女性、逆子の症例
一人目の妊娠30週目、逆子、足の浮腫み、冷え、尿が遠い肩凝り、手足の汗とのことでした。
体の状態と症状は、上半身が熱くて足が冷え浮腫んでいる。手足の汗、尿が遠い、右側に胎児が向いている。逆子と診断しました。
治療は、左三陰交、至陰にお灸を行い、結果、次の検診で逆子が戻っていました。以後、出産まで続け、安産灸、陣痛促進ツボの治療まで行いました。
8例:39歳の女性、逆子の症例
二人目の妊娠で29週目。最近腹部が張って切なく右側に胎児の頭があるようであるとのことでした。
体の状態と症状としては、皮膚は滑らかであるが足が冷たい。左右のナソにキョロ所見がありました。 逆子、腹部の腫脹と診断しました。
治療は、三陰交に温灸、照海・列欠の奇経灸を使いました。3回治療した結果、検診で逆子は戻っていました。予定日が近づいて再来院され、陣痛促進ツボと、安産灸を行いました。
9例:24歳の女性、逆子の症例
二人目の妊娠で32週目。29週目より逆子となった。一人目は正常分娩。頻尿、腰痛、便秘気味とのことでした
体の状態と症状としては、皮膚は滑らか温かい。胎児はあまり動きがない。 頻尿/便秘/腰痛がありました。 逆子と診断しました。
治療は、三陰交、至陰のお灸で行い、3回目に来られた時に、検診で戻っているとのことでした。
10例:32歳の女性、逆子の症例
二人目のに妊娠32週目、逆子で足が冷える、便秘、低血圧とのことでした。
体の状態と症状としては、皮膚は滑らかであるが足がとても冷たい。 足の冷え/便秘がありました。逆子と診断しました。
治療は、三陰交、至陰のお灸を使いました。2回治療をした結果、検診で逆子は戻っていました。念のため、後3回治療を行いました。