スポーツ障害による痛みや腫れ

中学生、高校生の時期は本格的にスポーツをして、大会を目指して頑張っているものですが、優秀なスポーツ選手ほど、体を酷使して骨/筋肉/関節などに負担をかけ過ぎてスポーツ障害を起こす人が多く見受けられます。

しかし、練習を休むと大会に支障があったり、レギュラーになれないからといって、無理をして練習を続け、オーバーワークになっているようです。

当鍼灸院でも大会を来週に控えてなんとかして欲しいとか、メンテナンスのためにといって来院される患者さんがいらっしゃいます。

それとは少し違いますが、世のお父様方で、ゴルフをやりすぎて腰が痛いなどといって来院される方もいらっしゃいます。これもスポーツ障害といってよいでしょう。

東洋はりでは、スポーツ障害といっても特に他の疾患の人と違うことはいたしませんが、患部に炎症があったり、筋肉の筋繊維が切れかかっていたりで、その部の症状を初めは取ることが大切となります。

患部の炎症により痛みと腫れがあることで、筋肉の動きが妨げられて思うように動かせない状態になっていますので、それを緩和させることと、症状がある程度落着いてきたら、疲労を溜めないようにしていくことが治療の主眼となります。